ビジネスフォンリース(ビジネスホンリース)について
2025.5.12
≪ビジネスフォンリースとは?≫
ビジネスフォン(ビジネスホン)の導入にあたり、「リース契約」と「現金一括購入」のどちらが得なのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。ここでは、ビジネスフォンのリース契約の仕組みや、現金決済との違いについてカンタンに分かりやすくご説明します。
≪リース契約の仕組み≫
ビジネスフォンのリース契約とは、お客さまが機器を一括で購入するのではなく、リース会社が代わりにビジネスフォンを購入し、お客さまは毎月のリース料を支払うことで、一定期間(通常5~7年)使用する契約です。
初期費用を抑えながら、必要な機器を導入できるため、月々のリース料を一定に保つことで、資金繰りの安定にもつながります。
≪リース契約の主なメリット≫
1.現金の一括支払いが不要のため、運転資金に余裕が生まれる
2.毎月のリース料を経費として計上可能
3.最新機種を導入しやすい(※最新機種以外にも対応可能)
4.固定資産税、減価償却などの事務手続きが不要となり、経理業務の負担が軽減される
≪リース契約の主なデメリット≫
1.現金購入と比較すると、支払い総額が多くなる(※顧問税理士など専門家へのご相談をおすすめします)
2.原則として途中解約ができず、解約には残リース料に相当する違約金が発生する
3.所有権はリース会社にあるため、不要になった機器の処分ができない
≪リースの料率と計算例≫
■リース料率
リース期間 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 |
リース料率 | 3.06% | 2.36% | 1.95% | 1.69% | 1.51% |
■リース料の計算例と参考価格
例:6年契約で100万円の機器を導入した場合の月額リース料(税別)
1,000,000円×1.69%=16,900円
≪ビジネスフォン参考価格≫
詳細は下記サイトをご覧ください
NTT東日本公式サイト: SmartNetcommunity αZX(電話機35台 他機器一式)税抜価格:3,800,000円
≪ビジネスフォンリース契約まとめ≫
ビジネスフォン販売業者の中には、「月々10,000円で導入可能」「経費計上できる」など、リース契約を積極的にアピールする営業担当者が多いことも事実です。
しかしながら、お客さまにとって本当にビジネスフォンのリース契約が適しているかは、個々の状況によって異なります。顧問税理士等の専門家にご相談のうえ、慎重な判断をおすすめいたします。